勝つために笑顔になる

By 2018/12/21池袋

今週の水曜日の朝クラス及び夜クラスの時に、世界ノーギ優勝のご挨拶をさせていただきました。お集まりいただいた皆様、ありがとうございます!

また、この場をお借りして応援してくださった方々に重ねて御礼申し上げます。

今回、自分の中でテーマがありました。

「勝つために笑顔になる」ということです。もちろん試合中に。

2018年も、様々な大会に出場しました。全体を通して言えることは、緊張のあまり普段通りの動きが出来なかった試合が多かったことです。

そこで、今回は勝ち負けは一旦度外視して、試合という空間、ひいては柔術そのものを楽しんでリラックスして試合に臨もうと決めました。

そして、実際に試合でも終始笑顔のまま試合をすることができました。もちろん柔術を楽しみながら。無理に作った笑顔ではありません。

すると、無駄な力みが取れて面白いように技がかかりました。不思議です。

「勝たなければいけない」 「あと一分でスイープしなければ」 「相手の猛攻をしのぎさえすれば勝ちだ」

今まで試合中は色んな思考がめぐっていました。そしてそれは「~しなければならない」といった【must】や【should】といった意味合いのものが多かったです。それでは体は当然固くなります。固くなった体では技はかかりません。

一見矛盾するようですが、「勝ち負けはどうでもいい。楽しもう」という考えをできたからこそ、今回は勝ちを引き寄せることができたのだと思います。

実は、試合の日、12月16日は私がトライフォースに入会した日でした。柔術の楽しさというものを再発見できた最高の10年目の柔術人生のスタートの日となりました。

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