写真はアカデミーに掲示してあるカリキュラムパネルです。

柔術のテクニックを駅に例えると、技術体系と呼ばれるものはそれらを繋ぎ合わせる「路線図」といえるかもしれません。そうなると、柔術スタイルと呼ばれるものは「よく使う路線」と「乗り換え方法」になるでしょうか。

山手線に乗れば、東京の主要エリアをぐるっと一周できるようになります。しかし東京駅へ行くのに池袋駅を起点に動き出すとしたら、山手線ではなく丸の内線を使った方が早いです。しかしどちらの方法でも同じ駅にはたどり着けます。

最寄りの駅に一つの路線しか通ってない町に住んでいたとしても、とりあえず東京駅まで出てしまえば、乗り換えて自由に移動することができるようになります。私にとってはフォールディングポジションが東京駅かもしれません。とりあえず東京駅まで行きたいといつも考えています。

東京駅へは、よく考えたら歩いていくことも、車で行くことも、ヘリコプターで一気に飛んでいくこともできますね。どんな方法でもたどり着けます。そこも面白いところです。自らの手で新しい路線を開通させたり、新しい移動手段を開拓できた時は、至上の喜びを感じます。

柔術路線図に迷われた方は、たどり着けば乗り換えが容易になる「ハブ(ターミナル)駅」への移動をまずは目指して下さい。

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