All Posts By

Mitsuyoshi Hayakawa

エビ関十段

By | 池袋 | 2018/09/05 | No Comments

昨日は久しぶりのエビ蔵クラスでした。

エビ蔵と言えば足関節ですね。ただ実はもともとエビ蔵は三角絞め職人で、古参会員のみなさんはエビ蔵のことをトライアングラーと認識している方が多いと思います。

いつからレッグロッカーになったかというと、膝を悪くしてからです。それからも騙し騙しやっていましたが、遂には両膝ともボロボロになり、機動力が激減し、トライアングルの膝の締め付けも難しくなってしまいました。そこから大きなスタイルチェンジが迫られました。

エビ蔵が選択、というか自ずとたどり着いた場所がレッグロックだったのでしょう。膝が悪いのにレッグロッカーになるという、弱点を逆手に取った技法が今やエビ蔵の最大の武器になりました。

競技を長く続けていれば、大きな怪我を負わずとも、肘や膝、首などは劣化していきます。早川も過去2回くらいスタイルチェンジを迫られ、それを乗り越えてきました。残った武器、体のパーツで、使えるものを使っていくことがサバイバルする秘訣です。

伊藤俊亮に黒帯一段授与

By | 池袋 | 2018/09/04 | No Comments

伊藤俊亮に黒帯一段を授与しました。

京都から単身上京し、トライフォースへ転がり込んできた日が懐かしく思えます。

これまで俺と一緒に歩んでくれてありがとう。これからも宜しくね。

もしくはエビゾーズデン!

9/4(火)伊藤俊亮クラス

By | 池袋 | 2018/08/28 | No Comments

9月4日の19時15分からのレギュラークラスは、トライフォース赤坂ヘッドインストラクター伊藤”ラスト・サムライ”俊亮ことエビ蔵先生にクラスをお願いしました。

私がエビ蔵に黒帯一段を授与したいので呼び寄せました。早いものでエビ蔵に黒帯を授与してから3年の年月が流れました。黒帯取得後3年の後に一段を授与するのが柔術の段位制度です。

せっかくなのでクラスもお願いすることにしました。レッグロッグ地獄を味わいたい方は参加必須です。是非お集まり下さい。

全日本柔術選手権2018

By | 池袋 | 2018/08/06 | No Comments

全日本柔術選手権2018に出場されたみなさん、お疲れ様でした。

良い結果を出された方も、そうでなかった方も、課題を見出し、改善し、次のステップへとつなげましょう。

写真は全日本7連覇を果たした芝本と、同一カテゴリーで銀メダルとなった澤田です。澤田は永遠のライバル渡辺翔平選手に1本勝ちできました。ナイスファイトでした。ライバルとの対決は永遠に続くものです。次戦に備えて欲しいと思います。

芝本の目標は15連覇とのことですが、10連覇したらブルーノ・マルファシーニばりに区切りを付け、澤田に禅譲してあげてくれと頼もうと思っています(笑)。

中国瀋陽セミナー2018レポート

By | 新宿, 池袋 | 2018/07/25 | No Comments

中国瀋陽にあるアリアンシチャイナさんで早川&芝本セミナーを行ってきました。

招致して下さった代表のデイビッドさんは、トライフォースにも過去何度か来てくれたことがあります。昨年からお声掛け下さっていましたが、この度やっと訪問することが出来ました。

トライフォースで練習していた李明くんは、今年1月の帰国後すぐにアリアンシ瀋陽のインストラクターに抜擢され、柔術で生活を営むチャンスを得ることができました。今回のセミナーの全てのアレンジメントは李くんがやってくれました。

李くんはすでにこのアカデミーでかなりの実力者として認められており、みなさんから一目置かれていました。私にとっても誉れ高きことでした。

デイビッドさん

李くん(右から二番目)と高弟のみなさん

早川は、これまで香港へはセミナーで何度も訪れていましたが、中国本土へは初上陸でした。

中国のみなさんは本当に素晴らしい歓迎をして下さいました。近代的な町並み、高層ビル群、ゴミ一つない道路、整然と並ぶ人々、実際に行ってみて感じたこと、分かったことがたくさんありました。

ホスピタリティとしても本当に最高のおもてなしをして頂きました。

中華料理会食

中華の鉄人

セミナーでは早川が前半のベーシックを担当し、後半は芝本がモダンなテクニックを披露しました。2時間みっちりと指導させて頂きました。芝本の回転系ムーブには中国のみなさんからもどよめきが起こっていました。

今後もアリアンシチャイナとの協力体制を構築することを約束して、今回のセミナーを終えました。

インドネシアン柔術

By | 池袋 | 2018/07/24 | No Comments

本日の夜もインドネシアの皆さんと。私も初めて道衣を着てみな さんの前にお目見えしました。そして練習にも混ぜて頂き ました。この1週間は私服で道場をウロウロしているだけ でしたので、用務員のおっさんだと思われていたはずです 。今日は終礼時にも、実は私がこの道場の代表ですとご挨 拶出来てよかったです。とても楽しい練習でした!

最後の柔術マスター

By | 池袋 | 2018/07/21 | No Comments

マスターカリキュラム検定。初の受験者は山田と澤田でした。磐石のクリアでした。

私としてはSASUKEばりの難易度であると自負していたのですが、99点と100点というハイスコアで、それをあっさり超えて来ました。驚きでした。

彼らに教えた技術は私の全てですが、彼らにとってその技術は今後の核となる部分に過ぎず、それ以上に多くの実戦テクニックを身に着けています。そしてこれからも多くのテクニックを学び、編み出していくことでしょう。

「師は超えられる為に存在している」と偉大なるジェダイ・マスターのヨーダが言っていました。

私の教えた技術も、かび臭い教典となった時には、いつでも燃やしてしまって欲しい。

私は最後の柔術マスターではありません。トライフォースは始まったばかりです。

暴漢役がむずかしい

By | 池袋 | 2018/07/17 | No Comments

護身術クラスは今クール7回目。次回のレッスンで1クール終了となります。その後はブラッシュアップ期間を設けるためにまた少しクラスをお休みさせて頂きます。

本日は回し蹴り(ラウンドキック)への対処法などを学びました。股関節の固いおじさん軍団にはパートナー(受け手)としての役割が果たすのがしんどい練習です(笑)。

空手などを学んだ経験がない限り、相手が掴まえやすい威力で、横から回す蹴りを出すこと自体がなかなか難しいです。となると、それをキャッチして相手を倒すという練習も難しくなります。

レッスン1から順を追って様々なテクニックを指導してきましたが、やはり最も難しいなと感じたことは、護身術クラスでは暴漢役のパートナーにもそれなりのスキルが求められるということです。これは以前からずっと課題として捉えてはいたのですが、改めて感じました。

柔術式の護身術は、本来はマンツーマンや少数対象の技術指導を基本とし、指導者が暴漢役としてその役割に徹することを前提に作られています。理想としては、指導者側はパンチやキックなどに関しても一定の素養を身につけているべきです。

よって個人的には、グループレッスンとしての護身術クラスは、柔術の入り口として機能しているとは実は思っていません。白帯同士で本格的に学びあえるような代物ではなく、むしろ組技の熟練者なってから学ぶべきものなのではないかと考えています。受け身やフィニッシュ(ストレートアームロック等)も前提として身につけているに越したことがなく、それがあるのとないのとではレッスンの進め方に大きな違いが生まれます。

また実際のシチュエーションでは、型から外れた動きも当然生じるので、組技のスペシャリストでなければ対応出来ないという側面もあります。これはぶっちゃけ話であり、他の護身術流派があまり触れない部分だと思います。スパーリングで本気で取っ組み合った経験がなければ、いかなるコンセプトも技術も絵に描いた餅に過ぎません

グループレッスンとしての護身術クラスの在り方についてさらに考察を進め、より良い内容に詰めてまた2クール目を再開したいと思います。

Social Media