2018年2月4日(日)に帯授与式を行います。
当日はレギュラークラス内でお時間を少し拝借して授与させて頂く予定です。お二人とも1月27日は都合が悪く、この日に授与させて頂くことになりました。
親子同時で黒帯昇格というのは世界的にも前例がないかもしれません。高橋久雄さんは柔術歴15年、還暦をゆうに超えての昇格となります。
みなさん是非お集まり下さい。
13:00 黒帯授与式
【黒帯】
高橋久雄 Hisao Takahashi
高橋昌嗣 Masashi Takahashi
2018年のトライフォースベルギーのイヤーリーセミナーは澤田に任せました。2 DAYSセミナーです。
ヨーロッパにもサワダバー旋風を巻き起こせ!
その前にヨーロピアン2018でメダル取らないとね。
トライフォースオンラインで配信する新たなパッケージ作品「山田秀之 パスガード完封技法」の撮影が完了しました。
12月中には配信が開始できると思います。
山田はパスガードディフェンスの名手です。記憶にある限りでは、2011年以来、同階級の相手に試合でパスガードされたことはないそうです。
直接バックを奪われて負けたことは何度かあるようなのですが、サイドコントロールを許したことはないそうです。なかなか驚異的です。
直近では、パン柔術2017におけるブラジル王者チアゴ・バッホとの試合が記憶に新しいです。この試合も負けはしたのですが、約9分間に渡ってチアゴの怒涛のパスガードを防御し続けました。
山田は基本的にオープンガードが得意です。シッティング、スパイダー、ラッソー、50/50と、相手の攻め方に応じて巧みにガードのフォームを切り替えることが出来ます。
守るだけではなくサブミッションやスイープでカウンターを合わせるのも巧いです。そこが最大の強みだと思います。カウンターを恐れて引いた相手に対してもアームドラッグで追撃を掛けることができます。
山田をパスガードすることはもはや私にとっても容易ではありません。ここ1年ほどの修行で山田が非常に優れたガードシステムを完成させたことを実感しています。
よって仰々しいタイトルではございますが、自信を持って命名させて頂きました。「パスガード完封技法」と。
パスガードに対する無敵のシールドを手に入れたい方は是非ご視聴頂きたいです。続報をお待ち下さい。
12月1日(金)の池袋の朝クラスですが、とある撮影が入ります。
その関係上、ベーシッククラスは早川および芝本が指導し、その後のスパーリングも30分から60分に時間を延長して実施します。
お時間ある方は是非お集まり下さい。宜しくお願い致します。
トライフォースのバーベキュー大会ですが、当日の予想降水確率が80%まで達してしまいました。残念ですが中止と致します。
23日(木・祝)は10時~12時で池袋オープンマットを開催することにしました。来られる方は練習にお集まり下さい。その後、懇親会行ける方は参りましょう。
今日は初のマスターカリキュラムクラスでした。レッグロックの基本的な攻防を一通り指導しました。
茶帯以上からはトーホールドとニーロックが大きな武器になります。またそれらのレッグロックがルール的に許されることにより、サイドコントロールからのエスケープやハーフガードからの反撃方法にも、これまでにはないバリエーションが加わります。この先のレッスンでそれらの技術を紹介していきますが、その為に必要な基礎知識を今日は覚えて頂きました。
また本日はトライフォースベルギーのヘッドインストラクターであるミシェールと奥様が来日しました。毎年1~2回来日してトライフォース本部で技術のアップデートを行っていきます。そして今回はデラヒーバ杯にもエントリーするそうです。23日のバーベキューにも夫婦で参加してくれます。みなさん宜しくお願いします。
ふと見たらテクニック検定の合格者が60人を超えていました。
手探りではじめたテクニック検定のシステムも、徐々に段取りが整い、軌道に乗ってきました。
もちろん、合格者の影には散っていった兵どもが夢のあとが有ります。引き続き合格を目指してトライして下さることを期待しています。
先日、関係者との会話の際に「トライフォースには帯昇格テストがあるんですよね?」と聞かれました。おそらくテクニック検定のことかな?と思いました。
誤解のないように書いておきたいのですが、テクニック検定は帯昇格テストではありません。
テクニック検定に受かったからといって帯が昇格するわけではありませんし、帯が昇格しないわけでもありません。
関係ないわけでもないですが、それ自体が帯昇格に直結しているわけではありません。評価の一部分ということになります。
テクニック検定に合格することの最大の価値は「私はテクニック検定に合格しました」と言えることだけです。
検定の価値は、当事者がそこに価値を置くかどうかということに尽きます。それは野菜ソムリエでも漢字検定でも資格は何でも同じだと思います。一般向けに検定を開放出来ているのも、帯昇格テストではない為です。
一方で、テクニック検定には、これまでアカデミー側が握っていた帯昇格に関する全権の一部を、生徒さん側に託すという狙いもあります。
出席カードによる練習回数のチェックもその一環です。必要要件を定めることによって、こちらが帯をあげたくてもあげられない、そういった状況をあえて作っています。
年功序列や名誉、貢献度で帯を授与することは、現在のトライフォースのシステムでは不可能になります。
余談ですが、帯授与のタイミングを検討している時、あるいは帯授与式の直後などに、以下のような言葉を聞くことは少なくありません。
「僕は帯の色には興味ありません。楽しみながら続けられればそれで良いです。」
「最強の白帯って格好よくありませんか?それを目指していました。」
「今の帯で大きな試合に出て勝ちたかったのですが・・・仕方ありません。」
帯昇格が長期間保留されていた為か、あるいは帯昇格の気恥ずかしさから言っているだけかもしれませんが、本心の可能性もあります。本人にとって不本意な昇格なのであれば、こちらとしても残念です。
このように、こちらが相手の本心を慮ったり、腹を探ったりしなければならないのも、帯授与に関する全ての権限を我々が抱えているからであると私は思いました。
よって生徒側にもいくつかのボールを渡しておこうという考えに至りました。それがテクニック検定であり、出席カードになります。
これらの制度により、本人の意思がどこにあるか、ある程度わかるというわけです。
今の帯でまだまだがんばりたい人は、テクニック検定を受けないようにして下さい。昇格させられてしまうかもしれません。気をつけましょう(笑)。
トライフォース池袋の2017年末の忘年会ですが、10月下旬から宮本、純さんに幹事をお願いして、新明とも連携を取って動いてもらっていたのですが、それほど早く動き出したにも関わらず、日程が全く確保できませんでした。
早川不在、新明&純さん不在、宮本と消防隊不在バージョンなどであれば、やれないこともなかったのですが、なるべくそれは避けたいと思いました。
よって本年度は、トライフォース池袋はじまって以来のこととなりますが、忘年会は見送ることにいたします。新年会2018を執り行う予定ですので、また詳細決まりました発表致します。
つきましては、11/23のBBQ大会が2017年最後のイベントになります。池袋会員のみなさま、ふるってご参加下さい。新宿会員のみなさまもお待ちしております。
トライフォース柔術アカデミーの会員とご家族が参加できるバーベキュー大会の案内です。
昨年に引き続き高田馬場の老舗「鳥やす」の焼き鳥、某高級焼肉店と同じ牛肉・豚肉・魚介が楽しめます!
日時
11月23日(祝・木)
10:00~15:00
場所
赤塚公園
板橋区高島平3-1
都営三田線高島平駅より徒歩10分
駐車場有り(有料)
参加
◆費用
小学生・中学生 1,500円
大人女性 2,000円
大人男性 3,000円
※5歳以下無料です。
◆人数
80人(先着順)
◆出欠
メール:order@triforce-bjj.com
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11月からいよいよマスターカリキュラムの指導を始めます。
マスターカリキュラム (Master curriculum)
1日~ Leglocks 1
12日~ Turtle position (Top) 3
19日~ Guard position 4
興味のあるレッスンがございましたら、積極的にご参加下さい。
私のレッグロック体系をいよいよ教える日が来ました。普段からもちろん教えていますが、5つの流れで教えるのはこのクラスだけです。
かつて、レッグロックは王道ではないという空気が柔術界を支配していた時代もありました。10年以上も前の話ですが。しかし私の弟子にはレッグロッカーがとても多いです。芝本、山田を筆頭に、試合での一本勝ち率も相当高く、競技においては必要不可欠な技術です。
レッグロックは、それを続けてきた者と、避けてきた者とで、相当な技術格差が起こった分野ではないかと思っています。私自身は、普及と理解の手始めとして、まず「アキレス腱固め」という用語を使用しないことから始めました。10年以上用いていません。言葉としても発しないようにしていました。2009年発表のDVD「柔術技法」においても、フットロックの名称を強調しました。
なぜか。あの技はアキレス腱の部分を抱えるだけで、極まるのはアキレス腱ではないからです。それが私の見解です。アキレス腱固めというネーミングだと、どうしてもアキレス腱を絞る技だと誤解してしまいます。私も白帯の頃は一生懸命アキレス腱を絞りあげていました。そして相手がどうしてもタップしてくれないので、ふくらはぎへの筋肉潰しへと逃げていました。練習ではそれでタップしてくれますが、試合ではアドレナリンが出ているので誰もタップしてくれません。これは”アキレスあるある”だと思います。
そして本当の極め方にある日出会いました。「なんだ、これは足首を折る技なのか」とその時に気づきました。だから海外ではアキレス腱固めの名称はほぼ使われていないのかと。もちろんたまにアキレス腱断裂も起こり得る技ですが、結果論であって、本質的な極め方ではないと考えています。
トライフォースにおいても、指導方法を今の極め方に完全に変えて以降、それまでどうしても極め方が分からなかった生徒たちが次々とコツを掴み、技を習得できるようになりました。臨床試験ではないですが、これは私の指導者キャリアの中でも印象深い出来事でした。
ちなみにバナナ・スプリット(股裂き)は最終的に選考漏れし、マスターカリキュラムにおいても遂に登場しません。ポピュラーですし、良い技なのですが、相手の柔軟性への依存度が非常に高い技です。仕掛けてみて、180度開脚が出来る相手だった場合、技が極まらずポジションを失うか、カウンターでバックを取られることもあります。よってカリキュラムとしてはラインナップしないことにしました。