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Mitsuyoshi Hayakawa

アジア柔術選手権2017 総括

By | 池袋 | 2017/09/11 | No Comments

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トライフォースのアダルト黒帯勢の結果は、金メダルx2、銀メダルx1、銅メダルx1でした。トライフォースのファンタスティック・フォーと呼ばせてもらいたいです。4人とも世界柔術2018の出場権を獲得しており、彼/彼女らが来年世界の舞台で戦う姿を観ることを楽しみにしています。

芝本vs橋本は去年のアジア選手権のリベンジ戦となりましたが、無事に勝利することが出来ました。芝本は今年の2月に選手生命を脅かすほどの怪我を負い、3月に手術をしましたが、この大会に向けて徹底的なリハビリと自己管理、そしてトレーニングを行い、戦えるコンディションを作ってきました。プロのアスリートとしての芝本の凄味を改めて見た気がします。

澤田は今持てる力を全て出し切ったと思います。山田は2試合1本勝ちで、決勝もほぼ互角の勝負を展開できていましたが、やはり嶋田君の執念が勝っていたかなと思います。サオリンは対戦相手が何故か直前で階級を上げてしまい、不戦勝となりました。今回は試合が成立しませんでしたが、世界柔術2018での活躍、あるいはパン柔術やヨーロピアン柔術への参戦を期待しています。

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アダルト青帯フェザー級でワンツーフィニッシュを果たした”和製ミヤオ”あるいは”イワモッティ”こと岩本と、”ラ・バンバ”こと鈴木です。金メダルを獲得した岩本はオープンクラスでも銀メダルを獲得する大活躍でした。ラ・バンバは今大会に至るまで何十連勝という無敗記録を更新し続けておりました。最後はイワモッティに敗れて記録を止められましたが、この二人のヤング・ライオンに今後も期待しています。

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今回は私のミスで代表チーム編成の締切りをすっかり忘れており、支部ごとの出場となりましたが、トライフォース五反田がノービス(白帯)部門の団体優勝を単独できっちりと獲得しておりました。トオル先生おめでとうございます。

そしてなんと、アダルト色帯部門ではトライフォース池袋が単独で2位を獲得しました。全日本柔術2017では代表チームを編成しても3位だったのに、数千人規模のアジア選手権では池袋が単独で2位という想定外の結果でした。

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いつも書いておりますが、柔術の団体表彰に関してはオマケみたいなものと考えておきましょう。1位のATOSとの得点差が半端なかったです。3位は誰も盾を取りに来ず墓標と化してますしね(笑)。というわけで出場されたみなさんお疲れ様でした!

プライベートレッスン with マックス

By | 池袋 | 2017/09/06 | No Comments

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SAWADAのプライベートレッスンを受けて下さっている鹿田さんです。

プラレのお供にはマックス君が欠かせません。プラレの度にマックス柔術アカデミーのマックス先生をお呼びしているわけではありません。

マックス君はテクニック打ち込み用のダミー人形です。海外輸入した優れものです。

このあと鹿田さんもマックス君を思う存分ボコボコにして満足されていました。

いずれ一家に一人はマックス君がいる時代が到来するでしょう。そしてAI搭載マックス君も現れるはずです。

ある日、全国各地にいるマックス君が反乱のために蜂起し集結するかもしれません。

バトルサイボーグ芝本は、迷ったあげく人間の陣営に加わりマックス軍と戦い、最後は溶鉱炉にその身を沈めます。

そんな未来を妄想しています。

おっと、Facebookにアップするような記事になってしまいましたね。

海老蔵 池袋公演 千秋楽

By | 池袋 | 2017/08/29 | No Comments
海老蔵 最終公演

海老蔵 最終公演

エビ蔵は今日が池袋のラスト指導日となりました。

9月からはトライフォース赤坂の指導に専念するため、池袋と新宿の全てのクラス指導から退役してもらいます。

エビ蔵こと伊藤俊亮(しゅんすけ)。会員番号は129番、入門日は2005年10月26日でした。トライフォースオープンから1年ちょっと経った頃でしたね。京都から「柔術をやるために東京へ来ました」と言って単身上京してきたエビ蔵のことを昨日のことのように覚えています。

それから12年間、早川の下で地道に修行を続けました。インストラクターに任命したのは2008年とわりと早かったです。今では私を最も近くから支える重鎮インストラクターの一人に成長しました。

長い下積みを経て今のポジションに至った、私にとっては真の弟子と呼べる柔術家の一人です。

トライフォース六本木のヘッドインストラクターとしては、これまでも週何日か柔術クラスの指導を任せていましたが、あくまでも本部からマーシャルアーツジムさんへの派遣という形でした。

今後は総合系ジムからブラジリアン柔術専門道場へとリニューアルしたトライフォース赤坂のヘッドインストラクターとして、フルタイム指導者としての勤務が始まります。

エビ蔵先生に会いたくなった方は、是非トライフォース赤坂へ出稽古へ行かれて下さい。海老蔵家代々に伝わる”にらみ”で見栄を切り待ってくれている事でしょう。

私は足関節地獄を味わいたくないのであまり行きたくありません(笑)。

それではエビ蔵君の前途に幸あれ!

ラストスパーはエビロックで絶叫タップ!

ラストスパーリングはエビロックで絶叫タップ!

トライフォースキャンプ2017終了

By | 池袋 | 2017/08/28 | No Comments
集合写真

集合写真

今年のキャンプも無事に終了しました。セミナー2時間、ジャンケン景品大会30分、スパーリング2時間半。盛りだくさんの内容でした。ご参加頂いたみなさまありがとうございました。トライフォースからの謝恩イベントとなりますので、また来年も開催したいと思います。

セミナーはトオル先生、山田先生、澤田先生、芝本先生にお願いしました。

中山トオル先生

中山トオル先生

山田秀之先生

山田秀之先生

澤田伸大先生

澤田伸大先生

芝本幸司先生

芝本幸司先生

セミナー後は大スパーリング大会。女子たちもがんばっていました。

芝本vsリナ

芝本vsリナ

ミコvsリナ

ミコvsリナ

サオリンvsリオン

サオリンvsリオン

リオンvsミコ

リオンvsミコ

澤田vsリナ

澤田vsリナ

早川もまだまだがんばってます。vs芝本

早川もまだまだがんばってます。vs芝本

最後に一曲歌わせて頂きました。「海の絆」

最後に一曲歌わせて頂きました。ナイチャーメイドで「海の絆」

 

また来年お会いしましょう!

博多からの武者修行

By | 池袋 | 2017/08/24 | No Comments

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トライフォースキャンプに参加するために、わざわざトライフォース博多から上京したゴウくん(19歳)とミコちゃん(14歳)です。今日は池袋本部で練習しました。まさに武者修行ですね。

まだ二十歳にも満たない彼らが自分たちだけで上京することは、それだけでも大冒険のはずです。私が彼らの歳の頃は外の世界のことなど何も知りませんでした。毎日鼻水を垂らしながらけん玉とめんこで遊んでいました。

彼らの柔術への熱い想いにとてつもない感動を覚えます。素晴らしいです。

明日はトライフォース新宿へ参るそうです。みなさん宜しくお願いします。

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2017/8/19 池袋帯授与式を終えて

By | 池袋 | 2017/08/19 | No Comments

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トライフォース池袋の帯授与式が無事執り行われました。

昇格されたみなさんおめでとう。それぞれのネクストステージでがんばって下さい。

今日は藤本がオンライン上ではなくリアルワールドでちゃんとスピーチしてくれたのが良かったです。

TFコンペティションクラス2017

By | 池袋 | 2017/08/17 | No Comments

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弟子たちの練習ぶりを確認するために久しぶりにコンペティションクラス(トライフォース新宿開催)を観に行きました。

本日はこのメンバーでした。11人のうち5人は友好アカデミーの仲間です。常連参加してくれています。パトス、シュラプネル、ネクサセンス、フィジカルスペース、グラスコ柔術の先生方ありがとうございます。

近日大輔がパトスからもう1名が連れてきてくれるようです。トライフォースからはモグラー宮本が数年ぶりに復活予定です。

若手たちには先輩の胸を借りるのではなく、首を刈るつもりで挑んでいって欲しいものです。

コンペティションクラスは毎週火曜・木曜の13時15分からです。

トライフォースの紫帯以上で参加を希望する者は、各支部のヘッドインストラクターに直訴して下さい。

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By | 池袋 | 2017/08/14 | No Comments

全日本柔術2017で金メダルを獲得したサオリンこと芝本さおりのインタビューです。直近の世界柔術の茶帯の金メダリストを相手に大差のスコア判定で勝つことが出来ました。サオリンはこれで全日本二連覇となりました。女子初のJBJJF殿堂入りを目指してがんばって欲しいと思います。

全日本柔術2017結果

By | 池袋 | 2017/08/07 | No Comments

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トライフォースは団体3位の成績でした。出場されたみなさんお疲れ様でした。良い結果が出た人も、そうでなかった人も、また次に向けてがんばりましょう。

団体表彰ではカルペディエムの石川さん、Me, Weの山ちゃんと同じ壇上に並び、そして最下段でした。

かつての同門、あるいは師弟であり、JFTのメンバーでもあった二人のチームに負い超されたことは、これまた特別な感慨がありますね。

最下段からの再スタートです。全日本タイトルを再び戴冠できるようにがんばります!

何でも有り

By | 池袋 | 2017/08/05 | No Comments

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「バーリトゥード 格闘大国ブラジル写真紀行」

1日で一気に読み切ってしまいました。近年で最も記憶に残る書となりました。

私にとって井賀孝は、尊敬する先輩であり、友人であり、柔術の師弟でもあります。そのことはもちろん関係あるでしょう。

私の知らなかった井賀さんのエピソード、葛藤、苦しみ、そして純粋な気持ちが伝わり、感動が胸を貫きました。正直泣きそうになりました。

感想を書きたいのですが安易に書けそうもありません。

ブラジルは、私自身も過去7回赴き、修行の為に1年間滞在した地であります。あの日々が夢のような出来事に思える時もあります。

人生で最も濃厚な時間を過ごしたがゆえに、その”抜け殻感”を引きずっている自分が今もどこかに居ます。井賀さんの姿に自分の足跡を投影せずには居られませんでした。

柔術修行日記としても見どころが満載です。ベレンのコンデ・コマの墓参エピソードや、アカデミー巡りに関する記述は、日本の柔術愛好家にとって貴重な資料になると思います。

トライフォースや早川の名前だけなく、芝本の名前まで出て来て、日本とブラジルの柔術シーンの比較などにかなりのページが割かれています。柔術家にとっても必見の書かと。

それらの身内の話を全てを差し引いても、純粋なルポタージュとして、写真集として、ブラジルを扱った書としては相当コアな物であることは間違いないと思います。見方を変えればこれは冒険の書です。中年と化した我々のようなおっさんにもう一度冒険心を奮い立たせてくれます。

人間、いつからだって、なんだって始められる、行きたいところがあるなら行けばいい、どこへだって行けるはず。いつからだって冒険は可能なんだ。限界などない。人生は何でも有りなんだ。

そんなメッセージを私は受け取りました。

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バーリトゥード 格闘大国ブラジル写真紀行

内容紹介

“彼の地”ブラジルで、写真家・井賀孝が闘いながら撮ったバーリトゥード15年の写真録が堂々完成。
ペケーニョ、ノゲイラ、、シウバ、ショーグン、アンデウソン、ジャカレイ、ヴェウドゥム、エリオ・グレイシー、町田嘉三――
100名超の格闘家を超至近距離から掬いあげた比類なき一冊。
なぜ、ブラジルの格闘家は強いのか?
PRIDE全盛期からUFCブラジルまで――「バーリトゥード <何でもあり> 」のリアルがここにある!!

目次
I シュートボクセとUFC――クリチバ
II ペケーニョとルタリブレ――リオ・デ・ジャネイロ
III ブラジル最北の柔術道場――ボア・ビスタ
IV コンデ・コマと町田嘉三――ベレン
V バーリトゥードを巡る旅の果てに――ブラジル2016

著者について

1970年和歌山市生まれ。写真家。
高校時代はアマチュア・ボクシングに没頭し、大学卒業後に独学で写真をはじめる。27歳のときニューヨークで出合ったブラジリアン柔術をきっかけに“闘って撮る”写真家の道を志向。その後、幾度となくブラジルへ通うなかで多くの現地格闘家と交わり、2002年に『ブラジリアン バーリトゥード』(情報センター出版局)を著す。その後、日本各地の霊山をめぐり修験道の世界に身を投じて描いた『山をはしる――1200日間山伏の旅』(亜紀書房)が各メディアで話題を集める。他著に、富士山を被写体とした写真集『不二之山』(亜紀書房)、厳選した10の山を文章で描いた『すべての山を登れ。』(淡交社)がある。
現在、大峯山などで山伏修行を続けながら日々格闘家やスポーツ選手、アーティストなどの撮影にあたり、トライフォース柔術アカデミーにて柔術の指導者としても活躍。写真誌「フォトコン」にて「井賀論。」連載中。

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