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Mitsuyoshi Hayakawa

レッグロック・ミシェール

By | 池袋 | No Comments

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今日は初のマスターカリキュラムクラスでした。レッグロックの基本的な攻防を一通り指導しました。

茶帯以上からはトーホールドとニーロックが大きな武器になります。またそれらのレッグロックがルール的に許されることにより、サイドコントロールからのエスケープやハーフガードからの反撃方法にも、これまでにはないバリエーションが加わります。この先のレッスンでそれらの技術を紹介していきますが、その為に必要な基礎知識を今日は覚えて頂きました。

また本日はトライフォースベルギーのヘッドインストラクターであるミシェールと奥様が来日しました。毎年1~2回来日してトライフォース本部で技術のアップデートを行っていきます。そして今回はデラヒーバ杯にもエントリーするそうです。23日のバーベキューにも夫婦で参加してくれます。みなさん宜しくお願いします。

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帯昇格テスト?

By | 池袋 | No Comments

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ふと見たらテクニック検定の合格者が60人を超えていました。

手探りではじめたテクニック検定のシステムも、徐々に段取りが整い、軌道に乗ってきました。

もちろん、合格者の影には散っていった兵どもが夢のあとが有ります。引き続き合格を目指してトライして下さることを期待しています。

先日、関係者との会話の際に「トライフォースには帯昇格テストがあるんですよね?」と聞かれました。おそらくテクニック検定のことかな?と思いました。

誤解のないように書いておきたいのですが、テクニック検定は帯昇格テストではありません

テクニック検定に受かったからといって帯が昇格するわけではありませんし、帯が昇格しないわけでもありません。

関係ないわけでもないですが、それ自体が帯昇格に直結しているわけではありません。評価の一部分ということになります。

テクニック検定に合格することの最大の価値は「私はテクニック検定に合格しました」と言えることだけです。

検定の価値は、当事者がそこに価値を置くかどうかということに尽きます。それは野菜ソムリエでも漢字検定でも資格は何でも同じだと思います。一般向けに検定を開放出来ているのも、帯昇格テストではない為です。

一方で、テクニック検定には、これまでアカデミー側が握っていた帯昇格に関する全権の一部を、生徒さん側に託すという狙いもあります。

出席カードによる練習回数のチェックもその一環です。必要要件を定めることによって、こちらが帯をあげたくてもあげられない、そういった状況をあえて作っています。

年功序列や名誉、貢献度で帯を授与することは、現在のトライフォースのシステムでは不可能になります

余談ですが、帯授与のタイミングを検討している時、あるいは帯授与式の直後などに、以下のような言葉を聞くことは少なくありません。

「僕は帯の色には興味ありません。楽しみながら続けられればそれで良いです。」

「最強の白帯って格好よくありませんか?それを目指していました。」

「今の帯で大きな試合に出て勝ちたかったのですが・・・仕方ありません。」

帯昇格が長期間保留されていた為か、あるいは帯昇格の気恥ずかしさから言っているだけかもしれませんが、本心の可能性もあります。本人にとって不本意な昇格なのであれば、こちらとしても残念です。

このように、こちらが相手の本心を慮ったり、腹を探ったりしなければならないのも、帯授与に関する全ての権限を我々が抱えているからであると私は思いました。

よって生徒側にもいくつかのボールを渡しておこうという考えに至りました。それがテクニック検定であり、出席カードになります。

これらの制度により、本人の意思がどこにあるか、ある程度わかるというわけです。

今の帯でまだまだがんばりたい人は、テクニック検定を受けないようにして下さい。昇格させられてしまうかもしれません。気をつけましょう(笑)。

忘年会2017は見送り、BBQがラストイベントです!

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トライフォース池袋の2017年末の忘年会ですが、10月下旬から宮本、純さんに幹事をお願いして、新明とも連携を取って動いてもらっていたのですが、それほど早く動き出したにも関わらず、日程が全く確保できませんでした。

早川不在、新明&純さん不在、宮本と消防隊不在バージョンなどであれば、やれないこともなかったのですが、なるべくそれは避けたいと思いました。

よって本年度は、トライフォース池袋はじまって以来のこととなりますが、忘年会は見送ることにいたします。新年会2018を執り行う予定ですので、また詳細決まりました発表致します。

つきましては、11/23のBBQ大会が2017年最後のイベントになります。池袋会員のみなさま、ふるってご参加下さい。新宿会員のみなさまもお待ちしております。

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トライフォース柔術アカデミーの会員とご家族が参加できるバーベキュー大会の案内です。

昨年に引き続き高田馬場の老舗「鳥やす」の焼き鳥、某高級焼肉店と同じ牛肉・豚肉・魚介が楽しめます!

日時
11月23日(祝・木)
10:00~15:00

場所
赤塚公園
板橋区高島平3-1
都営三田線高島平駅より徒歩10分
駐車場有り(有料)

参加
◆費用
小学生・中学生 1,500円
大人女性 2,000円
大人男性 3,000円
※5歳以下無料です。

◆人数
80人(先着順)

◆出欠
メール:order@triforce-bjj.com
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レッグロックンロール

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11月からいよいよマスターカリキュラムの指導を始めます。

マスターカリキュラム (Master curriculum)

1日~ Leglocks 1
12日~ Turtle position (Top) 3
19日~ Guard position 4

興味のあるレッスンがございましたら、積極的にご参加下さい。

私のレッグロック体系をいよいよ教える日が来ました。普段からもちろん教えていますが、5つの流れで教えるのはこのクラスだけです。

かつて、レッグロックは王道ではないという空気が柔術界を支配していた時代もありました。10年以上も前の話ですが。しかし私の弟子にはレッグロッカーがとても多いです。芝本、山田を筆頭に、試合での一本勝ち率も相当高く、競技においては必要不可欠な技術です。

レッグロックは、それを続けてきた者と、避けてきた者とで、相当な技術格差が起こった分野ではないかと思っています。私自身は、普及と理解の手始めとして、まず「アキレス腱固め」という用語を使用しないことから始めました。10年以上用いていません。言葉としても発しないようにしていました。2009年発表のDVD「柔術技法」においても、フットロックの名称を強調しました。

なぜか。あの技はアキレス腱の部分を抱えるだけで、極まるのはアキレス腱ではないからです。それが私の見解です。アキレス腱固めというネーミングだと、どうしてもアキレス腱を絞る技だと誤解してしまいます。私も白帯の頃は一生懸命アキレス腱を絞りあげていました。そして相手がどうしてもタップしてくれないので、ふくらはぎへの筋肉潰しへと逃げていました。練習ではそれでタップしてくれますが、試合ではアドレナリンが出ているので誰もタップしてくれません。これは”アキレスあるある”だと思います。

そして本当の極め方にある日出会いました。「なんだ、これは足首を折る技なのか」とその時に気づきました。だから海外ではアキレス腱固めの名称はほぼ使われていないのかと。もちろんたまにアキレス腱断裂も起こり得る技ですが、結果論であって、本質的な極め方ではないと考えています。

トライフォースにおいても、指導方法を今の極め方に完全に変えて以降、それまでどうしても極め方が分からなかった生徒たちが次々とコツを掴み、技を習得できるようになりました。臨床試験ではないですが、これは私の指導者キャリアの中でも印象深い出来事でした。

ちなみにバナナ・スプリット(股裂き)は最終的に選考漏れし、マスターカリキュラムにおいても遂に登場しません。ポピュラーですし、良い技なのですが、相手の柔軟性への依存度が非常に高い技です。仕掛けてみて、180度開脚が出来る相手だった場合、技が極まらずポジションを失うか、カウンターでバックを取られることもあります。よってカリキュラムとしてはラインナップしないことにしました。

ジュクのオザケン

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トライフォースHIDE’S KICK所属、ジュクのオザケンこと小澤賢さんに黒帯を授与しました。

小澤さんの茶帯のキャリアは6年にもなろうかと思います。経験、実力共に申し分なく、テクニック検定もこの度クリアされました。よって満を持して私から直接黒帯を授与させて頂くことになりました。

小澤さんおめでとう!

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タイミング

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タイミングで取る。これがストレートアームロックに対する私の基本姿勢です。そのコンセプトを学ぶことが出来る最良の基本テクニックの一つが、このニーオンベリーからのニアサイドアームロックです。

動画ではあえて説明しておりませんが、実際には立膝のまま倒れ込み、相手の腕を一気に伸ばしてしまうことも多いです。

青~茶帯時代の一時期は、グリップブレイクを数年単位で全くやらない時期がありました。もちろん技術は持っていたので、通常の力の相手であれば、グリップを切ろうと思えばいつでも切れました。

しかし私がやっていた練習方法は、グリップを作られたらすぐにマウントならマウントに戻り、また次のタイミングを探すという方法でした。そのくらい、タイミングで取ることの重要性を大切にしていました。

タイミングで取ることができれば、自分より体格やパワーに勝る相手であっても、腕を伸ばすことが容易にできるからです。

ちなみに私は現在も相手の二の腕を足で蹴るグリップブレイクを全く使いません。ポピュラーな方法ですが、私自身は白帯の頃しか使ったことがありません。よってベーシックカリキュラムにも含まれていません。

なぜか。腰が痛くなることが分かったからです。かなり不自然な形からウェイトトレーニングのレッグプレスに似た動作を行うので、体への負担が大きいことを確信しています。自分の弟子には推奨できない技です。

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スギムラー

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写真の杉村君は、一般会員からテクニック検定とインストラクターコースを経て、指導員になった会員の一人です。

その後、レベル1で1年、レベル2でさらにもう1年の指導キャリアを積み、アドバンスト検定をハイスコアで合格し、この度レベル3認可インストラクターへの昇格を果たしました。

私が考えるトライフォースの理想のインストラクター像を体現する男です。今後、杉村にはアドバンストクラスの指導も任せようと思います。

はっきり言いますと、杉村は弱くはありませんが、特別に強くもありません。実力は茶帯の中でも「中の中」くらいでしょう。全日本タイトルなどを保持しているわけでもありません。

しかし指導者としてはプロそのものです。長いキャリアを経てそのインストラクションスキルはさらに向上し続けています。

過去のコラム等でも度々語ってきましたが、私はもはやインストラクターに絶対的な強さを求めることをかなり以前から止めています。

指導フォーマット
http://tfikebukuro.blogspot.jp/2014/11/blog-post_7.html

インストラクター資格
http://tfikebukuro.blogspot.jp/2014/11/blog-post_68.html

「最強の選手であり最高の指導者であること」を条件に課せば、限られた母数の生徒の中からインストラクターを育成していくことは極めて困難となります。

そうなればいずれ他道場の強豪選手に外部講師を依頼せざるを得なくなります。もしくは指導ができる有名選手がたまたま移籍してくれるのを待つ等の依存体質になります。

指導は下手でも良いから有名選手、強豪選手から習いたい、そういった考えの方もたくさんおられると思います。ユーザー目線で考えれば、それに全く同意できますし理があると思います。

トライフォースにも、芝本、山田、澤田らトップレベルの実力を持つ指導員は多数おりますが、全員がそうというわけではありません。なので、そういったことを期待されている方にとっては、もしかしたらトライフォースは物足りなく感じるかもしれません

しかし私はそのようなレースからはとっくに降りています。私は「持続可能な組織運営をする」という選択肢をチョイスしました。そんなトライフォースに人が集まってくれたら良いなと思っています。

強豪選手であってもいずれ衰えは来ます。その時点においても、もし指導レベルが中途半端なままであったとしたら、上記の人たちは果たしてその選手から技を習いたいと思い続けてくれるのでしょうか。きっとそこにはまた一定の不満が生まれてくると思います。そして新しい有名選手を求め続けるのではないでしょうか。

その点、杉村に関しては何の心配もありません。なぜなら最初から強くないからです。

そんな杉村には多くのスギムラーが存在します。女子会員からの人気も高くてうらやましいくらいです。

以上、杉村レベル3昇格記念のお話でした。

マスターカリキュラムクラス

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2017年11月よりマスターカリキュラムクラスを開講します。

アドバンストカリキュラムを履修していることを前提としてクラスを進めていきます。

紫帯以上の会員のみ参加可とします

ただし当面の期間はベーシック検定1級保持者の参加も許可します。検定資格保持者はワッペンを付けておいて下さい。

参加条件が厳しいことから(木曜日の朝アドバンストと同様に)テクニックとスパーリングのセッションを分けることにしました。

毎週金曜日の19時15~20時の45分間のクラスとし、20時~20時45分まではフリースパーリングとして、全ての帯の会員が参加出来るクラスとします。

まとめると金曜日のスケジュールは以下のようになります。

19:15~20:00 マスターカリキュラム
20:00~20:45 スパーリング
21:00~22:00 ベーシッククラス

当面の期間はレッスン予定表を事前発表せず、ランダムに行って参ります。

マスターカリキュラムは、アドバンストカリキュラムよりもさらに難易度が上がっているというわけではありません。ベーシックとアドバンストほどの差はないと思います。

参加条件を設けたのは単純な理由で、アドバンストカリキュラムの知識を前提として有していなければ、練習パートナーとの反復ドリルが上手く進まないことが想定されるからです。

宜しくお願い致します。

パスガード三種の神器

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パスガード三種の神器。

トライフォースにおいてはニースルーパス(ニア、クロス)、そしてスタッキングパスになります。
(これに関しては、どこの流派であってもほぼそうだと思いますが。)

ただしトライフォースの場合は、その三種の中でも必ずニースルーパスを先に指導しています。これはDVD「アートオブ柔術」の時からそうです。伝統的なグレイシースタイルではスタッキングパスを最初に学びます。なのでアートオブ柔術で逆説を唱えるのはちょっと怖かったです。

己の未熟さをいつでも改めることができるよう、アートオブ柔術の発表後も15年間考察を続けましたが、スタッキングパスを先に教える合理的な理由は結局分かりませんでした。よって私は今もニースルーパスを先に覚えるものとして指導しています。

強力なのはスタッキングパスだと思います。なのでこれは使いやすさ、覚えやすさ、シンプルさという観点でのお話です。

仮説ですが、おそらくコンバットベースがハブポジションとして存在していなかった頃の名残りではないかと思います。伝統的なグレイシースタイルでは、クローズドガードが割れたらすぐに片手を股の間に差し込んでいく技法が多いです。何なら片手を差し込むことによってクローズドガードを割る技法もたくさんあります。私も色々な方法を習いました。

しかしトライアングルチョークに対してはいずれもかなり無防備な状態になります。”先の先”を取れればスタッキングが勝つのですが、カウンター狙いの相手だと、片手だけを股に入れた瞬間に”後の先”を取られてほぼ勝てません。よって私は早い段階でそれらの技法を全て捨てました。

ニースルーパスの長所は、重力に従って膝を下に落とすだけ、ということです。セットアップの時点で下から上に足を持ち上げる動作が必要なスタッキングパスよりも、自然の摂理に適っており負担が少ないです。初心者が使う技としては最も簡単であると考えています。

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