2018年8月19日(日)にトライフォースキャンプの場を借りて帯授与式を行います。
昇格者は以下のみなさんです。 お名前のある方は授与式への参加の可否をご連絡下さい。
【茶帯】
吉永力 Riki Yoshinaga
【紫帯】
岩本 健汰 Kenta Iwamoto
鈴木 和宏 Kazuhiro Suzuki
2018年8月19日(日)にトライフォースキャンプの場を借りて帯授与式を行います。
昇格者は以下のみなさんです。 お名前のある方は授与式への参加の可否をご連絡下さい。
【茶帯】
吉永力 Riki Yoshinaga
【紫帯】
岩本 健汰 Kenta Iwamoto
鈴木 和宏 Kazuhiro Suzuki
全日本柔術選手権2018に出場されたみなさん、お疲れ様でした。
良い結果を出された方も、そうでなかった方も、課題を見出し、改善し、次のステップへとつなげましょう。
写真は全日本7連覇を果たした芝本と、同一カテゴリーで銀メダルとなった澤田です。澤田は永遠のライバル渡辺翔平選手に1本勝ちできました。ナイスファイトでした。ライバルとの対決は永遠に続くものです。次戦に備えて欲しいと思います。
芝本の目標は15連覇とのことですが、10連覇したらブルーノ・マルファシーニばりに区切りを付け、澤田に禅譲してあげてくれと頼もうと思っています(笑)。
中国瀋陽にあるアリアンシチャイナさんで早川&芝本セミナーを行ってきました。
招致して下さった代表のデイビッドさんは、トライフォースにも過去何度か来てくれたことがあります。昨年からお声掛け下さっていましたが、この度やっと訪問することが出来ました。
トライフォースで練習していた李明くんは、今年1月の帰国後すぐにアリアンシ瀋陽のインストラクターに抜擢され、柔術で生活を営むチャンスを得ることができました。今回のセミナーの全てのアレンジメントは李くんがやってくれました。
李くんはすでにこのアカデミーでかなりの実力者として認められており、みなさんから一目置かれていました。私にとっても誉れ高きことでした。
早川は、これまで香港へはセミナーで何度も訪れていましたが、中国本土へは初上陸でした。
中国のみなさんは本当に素晴らしい歓迎をして下さいました。近代的な町並み、高層ビル群、ゴミ一つない道路、整然と並ぶ人々、実際に行ってみて感じたこと、分かったことがたくさんありました。
ホスピタリティとしても本当に最高のおもてなしをして頂きました。
セミナーでは早川が前半のベーシックを担当し、後半は芝本がモダンなテクニックを披露しました。2時間みっちりと指導させて頂きました。芝本の回転系ムーブには中国のみなさんからもどよめきが起こっていました。
今後もアリアンシチャイナとの協力体制を構築することを約束して、今回のセミナーを終えました。
本日の夜もインドネシアの皆さんと。私も初めて道衣を着てみな さんの前にお目見えしました。そして練習にも混ぜて頂き ました。この1週間は私服で道場をウロウロしているだけ でしたので、用務員のおっさんだと思われていたはずです 。今日は終礼時にも、実は私がこの道場の代表ですとご挨 拶出来てよかったです。とても楽しい練習でした!
マスターカリキュラム検定。初の受験者は山田と澤田でした。磐石のクリアでした。
私としてはSASUKEばりの難易度であると自負していたのですが、99点と100点というハイスコアで、それをあっさり超えて来ました。驚きでした。
彼らに教えた技術は私の全てですが、彼らにとってその技術は今後の核となる部分に過ぎず、それ以上に多くの実戦テクニックを身に着けています。そしてこれからも多くのテクニックを学び、編み出していくことでしょう。
「師は超えられる為に存在している」と偉大なるジェダイ・マスターのヨーダが言っていました。
私の教えた技術も、かび臭い教典となった時には、いつでも燃やしてしまって欲しい。
私は最後の柔術マスターではありません。トライフォースは始まったばかりです。
護身術クラスは今クール7回目。次回のレッスンで1クール終了となります。その後はブラッシュアップ期間を設けるためにまた少しクラスをお休みさせて頂きます。
本日は回し蹴り(ラウンドキック)への対処法などを学びました。股関節の固いおじさん軍団にはパートナー(受け手)としての役割が果たすのがしんどい練習です(笑)。
空手などを学んだ経験がない限り、相手が掴まえやすい威力で、横から回す蹴りを出すこと自体がなかなか難しいです。となると、それをキャッチして相手を倒すという練習も難しくなります。
レッスン1から順を追って様々なテクニックを指導してきましたが、やはり最も難しいなと感じたことは、護身術クラスでは暴漢役のパートナーにもそれなりのスキルが求められるということです。これは以前からずっと課題として捉えてはいたのですが、改めて感じました。
柔術式の護身術は、本来はマンツーマンや少数対象の技術指導を基本とし、指導者が暴漢役としてその役割に徹することを前提に作られています。理想としては、指導者側はパンチやキックなどに関しても一定の素養を身につけているべきです。
よって個人的には、グループレッスンとしての護身術クラスは、柔術の入り口として機能しているとは実は思っていません。白帯同士で本格的に学びあえるような代物ではなく、むしろ組技の熟練者なってから学ぶべきものなのではないかと考えています。受け身やフィニッシュ(ストレートアームロック等)も前提として身につけているに越したことがなく、それがあるのとないのとではレッスンの進め方に大きな違いが生まれます。
また実際のシチュエーションでは、型から外れた動きも当然生じるので、組技のスペシャリストでなければ対応出来ないという側面もあります。これはぶっちゃけ話であり、他の護身術流派があまり触れない部分だと思います。スパーリングで本気で取っ組み合った経験がなければ、いかなるコンセプトも技術も絵に描いた餅に過ぎません。
グループレッスンとしての護身術クラスの在り方についてさらに考察を進め、より良い内容に詰めてまた2クール目を再開したいと思います。
Song Hyeong Geun(ソン・ヒョングン)率いるJust Jiu-Jitsuが、Tri-force Hoegi, KoreaとしてTFネットワークに加盟しました。Hoegi(フェギ)はソウルの街の一つです。
ヒョングンは青帯の頃にスンソンと共にトライフォース池袋で修行していました。芝本が茶帯の頃から一緒に練習していた仲間です。
韓国ではアディダスGYMの柔術クラスインストラクターとして長らく活躍していましたが、この度トライフォースに合流することになりました。
みなさん宜しくお願い致します。
Tri-force Hoegi / Just JJ, Korea
Professor: Song Hyeong Geun
Address: 148-5, Hoegi-ro, Dongdaemun-gu, Seoul, Korea
TEL: 010-7760-2913
Web:https://blog.naver.com/araua
カリキュラム3部作を完成させ、トライフォースオンラインにアップロードしました。
2009年からはじめたプロジェクトなので、本当に疲れました。まだ達成感もありません。これからやっと始まるという感覚です。
振り返ってみますと、まず2009年より当初の5年間はみっちりと構想を固めて、2014年には「ブラジリアン柔術教則本」という形で、ベーシックカリキュラムを書籍&DVDでリリースしました。
ベーシック完成時には、アドバンストが8割、マスターも7割くらいは内容が固まっていたので、書籍の出版後からアドバンストの収録をすぐに始め、2016年にトライフォースオンラインでリリースしました。
そこからさらに1年半掛けて、ベーシックカリキュラムのオンライン版とマスターカリキュラムの収録を続け、無事に全ての動画をリリースすることが出来ました。
体力的にも、撮影メンバーのシフト的にも、収録できる日は週に1日しかなく、その日が雨天やイベントなどで中止になる事も少なくありませんでした。そんな日々が続く中、ようやく終わったなという感想です。
完成させたのは3つのカリキュラム。各30レッスン・150テクニックで全450テクニック、これがおおよその枠組みです。
ただしほとんどのレッスンに、マルチフィニッシュ(1つの技のくくりで2~3種類の技を説明している)の技が2つ以上含まれているので、実際には各レッスンにつき平均8テクニックほど収録されています。
それらのマルチフィニッシュ分を計算に含めると、700種類以上のテクニックがトライフォースのカリキュラムには網羅されています。
私のトライフォース総代表としての大きな仕事が一つ完成しました。
そして、これからやっと始まるという言葉の意味は、トライフォースの技術体系を作り上げることは、手段であって目的ではないという事です。私が掲げた目的、あるいは目標は以下に代表されるものでした。
・持続的なスクール運営に不可欠な、公式教材を作ること。
・白帯から黒帯まで、全ての会員が学ぶべき技術要件を明確にすること。
・アソシエーションの各スクールにおける帯の昇格基準、技術レベルの統合性を維持していくこと。
・統一化、均一化された指導フォーマットとインストラクター育成システムを確立し、マンパワーに頼らない指導体制を構築すること。
・グローバルネーミングを浸透させ、指導者と指導者、指導者と生徒、生徒と生徒、この3つのラインにおいてシンクロニシティを高めること。
・それによりアソシエーション全体の柔術レベルを底上げしていくこと。そして海外でも通用する選手を育てていくこと。
ようやく準備が整いました。目標に向かってさらに前進していきたいと思います。
今年の韓国セミナーには早川、澤田の2名で行って参りました。例年、トライフォースSeoulとトライフォースUCTの2箇所で実施しています。
両スクール共にたくさんの生徒が参加してくれました。
今年はDKの弟子のイ・ギョンサプ/Lee Gyeong Supに黒帯を授与しました。
澤田と同い年の若き有望株です。
トライフォースはこれでアダルト黒帯ルースター級戦線に3人の選手を送り込む体制となりました。
DKの弟子は色帯も実力者揃いです。試合志向の選手も多く、今後が楽しみです。
”パスガード十段”こと竹田さんです。ほとんどの会員が速攻でパスされます。ただしコントロールに終始される事が多いので、サブミッションへの移行を積極的に狙えると良いと思います。
やはり競技会のルールを意識しながら普段の練習に取り組むことが大切です。いつも言っておりますが、実際に試合に出る出ないに関わらず、帯の昇格についても私はその視点で評価しています。
一般的には、柔道と柔術の違いについては、立ち技が主体か寝技が主体かという表現がよく用いられます。
さらにディープに、柔道と柔術の”寝技の違い”を人に説明する時には、私は以下の表現を用います。
「柔道は20秒抑え込めば1本勝ちです。柔術は20秒抑え込んだら反則を取られます。」
この説明は、両競技の特性やゴール設定を的確に表していると思います。