第12回全日本マスター柔術選手権。トライフォース柔術アカデミーは8度目の団体優勝を果たしました。
全日本マスター柔術は国内ではアジア選手権に次いで参加者数の多い大会であり、今大会では800名以上の選手がエントリーしていたそうです。そんな中で勝利を戴冠することが出来まして、トライフォースが幅広い年齢層の会員の皆様に支えられていることを改めて感じます。
優勝盾はトライフォース五反田代表の中山徹先生に受け取ってもらいました。出場された選手のみなさんお疲れ様でした。
第12回全日本マスター柔術選手権。トライフォース柔術アカデミーは8度目の団体優勝を果たしました。
全日本マスター柔術は国内ではアジア選手権に次いで参加者数の多い大会であり、今大会では800名以上の選手がエントリーしていたそうです。そんな中で勝利を戴冠することが出来まして、トライフォースが幅広い年齢層の会員の皆様に支えられていることを改めて感じます。
優勝盾はトライフォース五反田代表の中山徹先生に受け取ってもらいました。出場された選手のみなさんお疲れ様でした。
キムさんのノーギクラスです。今日は女子も二名参加してくれていました。
一昔前は(今も?)どこの道場も男性は上半身裸、下履きもスパッツ一丁で、練習はもちろんのこと館内をうろつき回ることが当たり前でした。トライフォースでは設立時から男性のユニフォームコードを上半身裸は禁止、下履きはハーフショーツ着用と決めています。
女子にとっては男性とノーギで取っ組み合うのことに気負いもあるかと思いますが、道着の練習の時と一緒で、慣れてしまえばほぼ気にならなくなると思います。女子チームも是非ノーギクラスにトライしてみてください。
近日ラッシュガードと同時に、トライフォースのハーフショーツも若干数ではありますが仕入れる予定です。まだ持っておられない方はこの機会に是非ゲットされてください。
よく「相手の何手先を読む」と言いますが、 柔術においてリアルに読めるのは何手くらい先なのでしょうか。
50手先?100手先?私は何となく3手くらい先が限界かと思っています。
簡単な例では、相手の予備動作からどのパスガードを仕掛けて来るのか予測する、そしてカウンターのスイープAを仕掛ける。
これが1手先を読むということです。
スイープAを仕掛ければ、相手は床に手を着いて耐える可能性がある、その時はその着いた手にサブミッションを掛ける準備をしておこう。
これが2手先まで読むということです。
そのサブミッションを防ぐにはあの方法しかない、しかしあの方法で防御するとスイープBに対して無防備になるので、スイープBを掛ける準備もしておこう。
これでやっと3手先を読むことになります。
で、4手目より先を読むことは、1手目を読む時点では不可能ではないにしろ不毛といえます。起こりうる局面が分岐しすぎるからです。
なので実際には2手目の局面に入りかけたあたりで、改めてそこから3手分まで先を読む、といった感じで、終わりと始まりがかぶりつつ、先読みをしていく作業をしているように私自身は思えます。
つまり技術の袋小路に陥らず、どういった局面からもその3手先くらいまで読める人が、あたかも何十手先まで相手の動きを読んでコントロールし続けているように見えたり、感じたりするのだと思います。
これはあくまでも目まぐるしく動き合う刹那に生じる読み合いの話です。
10分間なら10分間の、試合時間全体を通しての戦術的な読み合いは、また別の話になります。
サイドコントロールからステップオーバーしてマウントを取る際に、手で自分の足を掴んでそっと相手の体の向こう側へと渡す技です。
グレイシーの古典的な技法として伝え続けられています。かといってそれほど有効性のある技でもなく、私自身も、ある一定の条件が揃った時にしか使うことがありません。
昔、パラエストラ東京さんで練習させて頂いていた頃に、誰かがその技を掛けると、中井祐樹先生が「WOW! サイレントマウント!」とシャウトされました。
それ以来、私はこの技をサイレントマウントと呼んでいます。結構良い名称だなと思っています(笑)。中井先生はいつの時代も命名王でした。
いずれTFオンラインでも私なりの方法を紹介したいと思います。
※動画はファビオ・グージェウ先生とホヴェルト・トラヴェン先生による実演です。
ウォームアップのための各種ドリルも、そろそろTFオンラインにアーカイブしていこうかなと考えています。現行のクラスでは、ランニング系ドリルは省略すること多く、簡単なマットドリルだけやってすぐにテクニック指導に移ることが多いです。
しかし私が学んできた知識やメソッドの継承を、インストラクターにはもちろんのこと、茶黒帯のみなさんにもしておいた方が良いなと感じる今日この頃です。というのも私自身、あまりにもやらなすぎて色々忘れ始めてしまっているんですよね。今、一生懸命思い出しながらリストを作っています。
ブラジルでもアメリカでも、ウォームアップ(というかもはやトレーニング)を、クラスの始めにみっちりやる道場が多かったです。アニマルムーブに代表される、バラエティに富んだ様々な補強運動がありますが、その中でもアリアンシでは特に豊富なバリエーションのドリルをこなしていました。腹筋などは毎クラスごとに必ず100回くらいやらされました。
私はアレッシャンドリ・パイヴァ先生率いるリオデジャネイロのアリアンシで練習をしていましたが、ブラジル滞在中は他道場へも出稽古に行くことも多かったです。そんな中でもやはりアリアンシは先進的だなと思いました。アニマルムーブを習うためだけにパイヴァ先生に連れられてヨガの達人オーランド・カニ師匠の道場へ通ったこともあります。
サンパウロのアリアンシはさらにウォームアップが重視されていたと聞きます。渡辺直由先生が修行へ行っていましたが、そこでは将軍ファビオ・グージェウ先生指導の下、基礎トレーニングの時間をみっちり30分は割いていたそうです。ナオさんはそこからも様々なメソッドを持ち帰ってくれていました。
私がトライフォースで補強運動を取り入れることがほぼなくなったのは、トレーニングには単純に個人差が大きいことと、各自が自分の時間を使って出来る事でもあるからです。反面、柔術テクニックの反復練習はパートナーがいなければ出来ませんので、限られたクラス時間の中では可能な限りそこに時間を割くことにしていました。
実際、ブラジルではウォームアップに時間を割き過ぎて、クラスの中で習えるテクニックは多くても2つ、場合によっては0という日もありました。少なくとも私が修行していた2000年~2007年頃の時期はそうでした。なので日本ではその辺のバランス配分をアレンジしないといけないなと思いながら、私はトライフォース独自のクラスメソッドを作り上げていきました。
そしてこれからの新世代インストラクター達が、いざとなったら知識の引き出しからウォームアップのバリエーションを取り出せるように、アーカイブしておく必要はあると今は考えています。
毎週日曜日の夜は公認アスリート・ストレングストレーニングの日です。プレイングコーチである芝本幸司の指示の下、激しいトレーニングを繰り広げています。
ブラジリアン柔術の競技力向上、パフォーマンスアップに特化したトレーニングばかりです。
君も公認アスリートとなり、アスリートトレーニングに参加しよう!
2018年2月4日(日)に帯授与式を行います。
当日はレギュラークラス内でお時間を少し拝借して授与させて頂く予定です。お二人とも1月27日は都合が悪く、この日に授与させて頂くことになりました。
親子同時で黒帯昇格というのは世界的にも前例がないかもしれません。高橋久雄さんは柔術歴15年、還暦をゆうに超えての昇格となります。
みなさん是非お集まり下さい。
13:00 黒帯授与式
高橋久雄 Hisao Takahashi
高橋昌嗣 Masashi Takahashi