今週の水曜日の朝クラス及び夜クラスの時に、世界ノーギ優勝のご挨拶をさせていただきました。お集まりいただいた皆様、ありがとうございます!
また、この場をお借りして応援してくださった方々に重ねて御礼申し上げます。
今回、自分の中でテーマがありました。
「勝つために笑顔になる」ということです。もちろん試合中に。
2018年も、様々な大会に出場しました。全体を通して言えることは、緊張のあまり普段通りの動きが出来なかった試合が多かったことです。
そこで、今回は勝ち負けは一旦度外視して、試合という空間、ひいては柔術そのものを楽しんでリラックスして試合に臨もうと決めました。
そして、実際に試合でも終始笑顔のまま試合をすることができました。もちろん柔術を楽しみながら。無理に作った笑顔ではありません。
すると、無駄な力みが取れて面白いように技がかかりました。不思議です。
「勝たなければいけない」 「あと一分でスイープしなければ」 「相手の猛攻をしのぎさえすれば勝ちだ」
今まで試合中は色んな思考がめぐっていました。そしてそれは「~しなければならない」といった【must】や【should】といった意味合いのものが多かったです。それでは体は当然固くなります。固くなった体では技はかかりません。
一見矛盾するようですが、「勝ち負けはどうでもいい。楽しもう」という考えをできたからこそ、今回は勝ちを引き寄せることができたのだと思います。
実は、試合の日、12月16日は私がトライフォースに入会した日でした。柔術の楽しさというものを再発見できた最高の10年目の柔術人生のスタートの日となりました。
澤田伸大がワールドノーギ2018にて優勝を果たしました。
男子アダルト黒帯カテゴリーでは、日本人史上初の柔術世界王者となりました。
トライフォース柔術アカデミーとしても、アダルト黒帯の世界王者を初めて輩出することが出来ました。
決勝戦で戦ったシセロ・ヒベイロ選手は、直近のワールド柔術とパン柔術の茶帯王者であり、CBJJEとSJJIFではすでに黒帯の世界王者でもある強豪でしたが、激闘の末に勝利を収めることが出来ました。
澤田を応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。
そしてスポンサーである神戸トヨペット様、スクランブル様、賛助金をサポートして下さった会員の皆様に、厚く御礼を申し上げます。
澤田伸大の挑戦はまだまだ続きます。引き続きご支援、ご声援の程、宜しくお願い致します。